焼菓子の気ままにっき

クッキーがついたーじゃ書ききれないこととかをここにまとめておくだけのやつ

コユキとかいうマジで子供

黒崎コユキ。チェリノを育てるための欠片が足りず、とりあえずガチャ回すかの精神で回してやってきた、よくわからない奴。驚きすぎてスクショの表示写った。

イベントのバニーチェイサーでは「白兎」と呼ばれ、学校名義の借金を大量に作りギャンブルをしていた。それはもう危うく学校が滅ぶレベル。

何気に迎えてからずっと放置していたので、暇だし読んでみるかということで読んできた。

0,マジで何この(幼)女?
一旦すべて読み終えて出てきた感想が、何もわからないということでした。

掴みどころが多すぎるせいかのか、本質が全く分からない。強いて言えば運に固執しているということ。

正義がどうだとか、過去に何かがあるだとか、そういうのがなくて本当に何もわからないです。

ニーチェイサーでは、学校のお金でギャンブルをするとかいうとんでも野郎だと思ってたんですけど、なんかマジでなんも掴めないですね。

あと言うならば、体がバチクソに細い。

見てみろよこの細さ

私は割と体が細い方ではあるけど、それを忘れるぐらいには細い。もうお腹を両手でぐわし!って掴めるぐらいに細いです。なんなら持ち上げられそう。掴みどころここか?

思わず読んでいる最中に細すぎだろとツイートしてしまいました。マジで。

そして太ももが少しだけ見えますね。ありがとうございます。

さて、それは置いておいて。私が考える中で、多分こいつが一番メンタル強いと勝手に思ってます。誰かさえいればたぶん無敵。

でも孤独になった(気づいた)瞬間、一気に崩壊するような気がします。親近感湧きますね

そして、一緒に居ると犬のように大はしゃぎしだして、それとは別に自分の興味が湧いたものには間を開けることなく突っ込む。わからん。

この女、本当に何もわからない。ということで、絆ストーリーをもう一度読み込みながら改めて感想を書いていきます。

1,反省しない子供じゃん!
モモトークでXD*1付きの助けを呼ばれ、ミレニアムのとある場所へと連れてこられたところから話は始まります。

守りはかなり厳重にされているらしいんですけど、先生の独り言を扉の奥から聞きつけてコユキが助けを呼んできました。

先生はそのまま向かって、コユキの言葉に従ってドアの奥へ。

好物が出てきたときの子供

喜び方が子供じゃん。さっきまで助けを呼んでた奴がこんな幸せそうな顔見せて喜ぶか?

そしてテンションが上がっているときはそのまんま言動にも出てきます。とにかくうるさい。常に「!」が二つ付いています。嘘です盛りました一つ以上です。

さらにリアクションも結構大袈裟。この時点で私は親近感がわいていました。いつもの私も大体そんな感じでしょう?

挙句になんでそんな大騒ぎしていたのか聞いてみても「まあそれは置いておいて!」と言われる始末。

好物が来た時の子供って、割と「それが好きだから!」みたいなそんな感じの反応なんですけど、コユキの反応とかなり似てる気がするんですよね。

なのでこの反応の仕方からして「先生が来たから」ではなくて「遊び相手が来た」って感じの気持ちなんじゃないかな~と思っています。

この顔好き

実際に彼女は理由を話すよりも先に「何をするか」という娯楽もとい暇つぶしに引っ張ろうとしてました。
それはまるで「やっと友達が出来て溜めに溜めてたゲームを持ってきて一緒に遊んでもらおうとする子供」のようで…私だって生涯ぼっちですよなんですかなんか文句あるんですか

反省部屋であるということを理解はしているのにもかかわらず、反省のはの字すら見えないレベルなので、まさに無邪気と言わざるを得ない。

なんならその反省部屋に自分の私物をこっそり持ち込んで秘密基地を作り上げているという始末。もう発想が本当に子供。

でもこの秘密基地、欠点が「誰かがいないと楽しくない」という。誰とも一緒になれない人がやりがちな「誰かが来た時の妄想」をしてるんです。

テンションの上がり様もまさにそれ。見に来てくれた人を喜ばせるのではなくて、これどうですかあれどうですかと自慢が多いです。

だからこそ、保護者というか一緒に遊んでくれる人がいなくて(行動で嫌われた)反省もしなかったから成長もしなくて、今もなお子供のままなんだなと。

さらには脱出もできるのに、やらない理由が「C&Cとかに追われるのが嫌だから」というだけ。殴られるのが怖いから、という。人の拳は怖いよな。わかるよ。

ここまででは、本当に子供だなって思いました。

最後に先生が一緒に遊んでいたのは微笑ましかったと言うか救われたなって思ったんですけど、報告しやがったとも思いました。

これは私の個人的な奴なんですけど、例え違法だとは言え自分が今まで組み立ててきたものを壊されるのは相当メンタルに来ます。それを堂々とやりやがって。

まあ確かに先生なんで悪いことは指導すべきですし反省しないからそれなりの処罰は必要だと思いますけど…ひどくない…?

これで病んだらマジで先生シバき倒すぞと思いながら閉じました。

モモトーク。「裏切ったな」といういつものコユキとは違う言動と共にXDのスパム。キレていい。それはキレていい。

先生も「反省しようね」がマジでひでえなって。恨まれても仕方ないぞ。

そりゃそうなるわ

これは私の主観的な奴なんですけど、XDに関して。

XDっていうのはさっきの所にもこっそり書いてある通り、喜びとかを表す奴なんですよね。スラングとしてはね。

でもこのコユキの使い方からして、XDは「やられた」とかみたいな、まあ要はアニメでよく見る目がバッテンになるあれなんだろうなとは思います。

罵詈雑言を飛ばさないのは、今回のことを楽しんでいるから。そうなんだろうなと思ってます。
ここまで読んでて、本当に私とよく似てる気がするなとは思いました。そんなだろって?そうかもしれんですね…はい…すみません…

 

2,やべえ奴じゃん!

絆ストーリー序盤。どこぞのバニーで人気になった人のような片鱗を見せてきて一気に不安になりました。君まで僕を不安にさせるのか!

シャーレの当番としてコユキがやってきました。
シャーレをテーマパークだと勘違いしてたように見受けられましたが、予想通りだということ。こいつやっぱり子供だな!

いやいや、それよりも。シャーレの当番になったということで「何でもやります」宣言。マジで?

なんでもって言った?

「先生がお望みなら」っていう言葉がついているように、この時点でコユキは先生のことを信頼しているように見えます。

これは多分前のストーリーで助けを読んだ時に来てくれたからという単純な考えなんだと思っています。その言葉の重みをあまり知らないんだとも思います。

あと、シャーレの仕事ならなんでも楽しい!っていうのも多分に含んでいるでしょう。娯楽に飢えているんです。いつも遊んでくれる相手がいないから。

その理由に関しては「同じ場所で似たような作業をさせられるのが辛かった」ということ。なんか太ももが同じことを言っていたような気がしました。気のせいですかね。

そして雑用の内容が全部「パスワードの解読」のみ。暗号を一瞬にして解くという能力を持つコユキには相応しい仕事ではありますが、なんかちょっとだけ奴隷のような雰囲気。

そして、やっぱりですが「楽しくないから」という理由でやりたくないそうで。

いやまあ普通に考えりゃ、ほとんど見分けがつかないような単純作業を延々とやらされたら嫌にもなるでしょうよ。単純作業じゃないんですけど。

それで逃げたら捕まって反省部屋行き。ブラック企業のそれ。ちょっと流石に酷いなとは思いました。

正直コユキにはずっと娯楽を共にしてくれる人さえ用意すればしっかりと働いてくれそうなんですけど、恐らくその娯楽しかやらなくなるだろうなという偏見があります。子供だし。

そんなこんなで、まあパスワードはやらなくていい、むしろやらないで、というと…

正体表したね

いたずらっ子、本性を現しました。こいつ、好奇心が動かされるとそれがどんな問題を引き起こそうが気にせず突っ込みます。問題児すぎる。

シャーレのものであろうが、興味を惹かれるというならば手を出さない道理はない、と言わんばかりに行動に移そうとシャーレから逃げていきます。

どんなパスワードでも一発で解けるというトンデモ能力を持った彼女。そしてかなりの秘密を抱えているであろうシャーレ。

間違いなく大問題になるでしょうね。先生はセキュリティレベルを引き上げました。セキュリティのチェックが甘い。-30点

 

3,悪ガキじゃねえか!

全く止まることなく、怪盗団のようなメッセージまでご丁寧に送ってシャーレに侵入。当たり前のように機械のパスワードを解き、機密情報を見ようと…して、先生に止められました。当たり前だ!!!!!!

いやいや私は見たいんですよと駄々をこねる(こねてない)コユキに対し、突然真面目モードになる先生。
私の秘密だけじゃないんだ」というのに対して、コユキは仕方なしに手を引きました。

この発言からして、やっぱり好奇心のままに動いてる、ってのが強いように見えました。たとえ目の前に何があろうとも、好奇心さえ動けばなんでもする。とんでもない子。

でも、人を怒らせたくはない、というのと先生が本気で嫌がることはしたくない、という理由でやめたということは、若干の恐怖と良心が見えました。

コユキにも良心あるんだな、よかったよかった。と思ったその次の瞬間。

は?

普通に嫌がると思うんですけど、なんで当たり前のようにやろうとしてるんですかねこの人。さっきまでの発言何だった?

発言の裏を取った!というような感じの雰囲気。子供がやる典型的な穴をつく方法です。

「人がダメと言っていないところは大丈夫!」の理論で、その場から猛ダッシュするコユキ。先生は呼び掛けて追いますが、当然止まりません。逃げ足だけはマジで早いようですね。

そして遅れながらも部屋に到着。コユキの姿を見つけて呼んでみます。

薄い本?

わあ顔真っ赤。私こういう顔大好きなんです。ありがとうございます。

でもでも。彼女が目にしたのはなんと大量の薄い本。見つけた金庫をとりあえず開けたところ、出てきたとのこと。

予想以上に量が多いとのことで、流石のコユキも引いてます。

薄い本の導入じゃん

引いていると言うか「やっちゃいけないことした」という割とガチ目の反省してますね。

人には秘密の秘湯や二つはあるから、と苦笑いしながら、コユキは気まずそうに…するかと思ったら、出る瞬間に戻りました。こいつマジで…

多分そういう知識そんなないんだろうなとは思ってるんですけど、それにしても信頼できる人の性癖を見てよくそんな早く立ち直れましたね。やっぱりこいつメンタル最強だよ

そしてその後、先生はセミナーから謝罪と取り調べを受けました。謝罪ってことはまあ大体どういうことなのかセミナーの二人は知ってしまったんでしょうね。コユキにした天罰だろこれ

 

4,やっぱり子供じゃん!

仕事でゲーセンにやってきた先生。そこにはコユキが。どうやらゲームをしているようです。かわいいね。

失敗しました。

したやろがい!

この発言からして、こいつやっぱり反省してねえんだなって言う気持ちがあります。もしかしたら、さっきのあの反省は「見てはいけないものを見てしまった」という後悔だったのかもしれません。反省はしてないが後悔はした。
そして台を叩く叩く叩く。ドンキーコングの下攻撃レベルに叩く。悪いことしてるだろ!そういうところだぞ!と言いたくなるくらいに発狂しながら叩きます。

そして先生に話しかけられ、咄嗟に「すみません」は出ました。反省の言葉は知っているようです。そりゃそうか…

どうやらやっていたゲームは「喫茶店登山*2」というゲーム。*3

操作難易度は高く、ランダム要素も多いため理不尽に負けることが多いのだとか。普通であれば五階に行けるらしいが、コユキは二階までしか行けないらしい。

そこから、ゲームは好きな部類とのこと。ただし、チェスみたいな頭を使う物は好きではないらしく、一発逆転が出来るようなものが好きとのこと。

論理?倫理?

こいつそんな言葉使えるのか、って思ったんですけど、よくよく考えりゃろんりではなくりんりですね。*4まあそんな突っ込みどころかと言ったらそうでもないんですけど。
そして彼女、先輩に捕まらないように逃げることはやっぱり少しは楽しんでいるようです。その後に捕まってお仕置きされる、というのが嫌なだけで。子供じゃん。鬼ごっこじゃないんだぞ。

そして日頃の行いが良ければ運も良い、というのに対しコユキは少し笑いました。

しかし、先生の論であればいつも良いことをしてる*5先生は運が無茶苦茶高い!ということで、先生のことを煽り始めました。

それに対しあおりに敏感な先生が反応。ゲームでコユキの記録を超えることになりました。大人としてどうなんだよ、子供の煽りに反応するなんてよ

10階くらいは行けるでしょ、せめて酷くても3階、そう煽られた先生はお金をぶち込んで挑戦開始。

 

負けました。お小遣い全部突っ込んで負けました。雑魚か?

コユキに大爆笑されて先生は吠えるしかありませんでした。負け犬~!

 

5,やっぱこいつ子供?犬?

草むらでわっせわっせと探しているコユキ。大した用事でもない、とそう言っています。

何か知ってるな

こうしてコユキは先生を呼ばないようにしていたらしいのですが、この発言からして少なくとも一回は相手にされなくなったっぽい感じですね。

友達、嬉しかったんでしょうね。先生にもすぐ全開にした感じからして、その友達にも同じことして、色んな事呟いたんだと思います。

さて。それは一旦置いておいて、彼女が探していたのは…四葉のクローバー。幸せの象徴とされている、珍しいクローバーですね。

「笑わないでくださいよ?」と前置きして、その理由を話してくれました。

ゲームの運に関しても、どの時においても、運がないと嘆いていたコユキ。そこで、ふと思いついた。そうだ!幸運のクローバーを見つけよう!と。

四葉を手に入れることで、幸運になれるかもしれない、ということでした。

ただし、一つ問題が。そもそも、四葉クローバーは幸運の人の前にしか現れないのではないか、という疑問。*6

それで幸運になれるなら、困る人はいない。証というのはそれを証明するためのものであって、手に入れたら幸運になれるというわけではない。そう彼女は言いました。

ゲームでは割と幸運(LUCK)が上がるアイテムとしてよく知られていますが、現実では「それによって上がる」のか「上がったことの証」としているのか、わかりませんね。

そうかもしれない

そして。ほとんどの事象は原因と結果が繋がっている、という言葉から、そこまで運というのは信じていないように見えます。
が、運を信じているのは…やっぱり、その方が面白いから!というようで。

信じる者には福来るとかなんとか、そんなこと言いますからね。笑う者には福来るだよ

そんな中、先生が後ろを指すと…

このクッキー、子供の純粋な笑顔には弱いのだ

なんと四葉のクローバー。これは先生の幸運の証なんでしょうかね。それとも、観察能力が高いからなんでしょうかね。

そしてこのボイス。聞けば聞くほど、子供。正直なところちょっとだけ声が違うかなとは思っているのですが、今までの奴を見返したら納得しました。子供です。

そう、見た目以上に声が子供。テンションも子供。驚くほど子供です。

四葉を見つけた先生に対してどうして!?と聞くコユキ。「その方が楽しいから」と答えた先生によって、コユキはさらに笑顔になりました。

その後、他愛もない話をして、物語は幕を閉じました。

個人的にこの顔好き

 

α,改めてまとめ的な

ロビーボイスとかも聞いて、やっぱり子供のイメージが非常に強いなという感想に収まりました。

自分の好奇心のままに動く性格と、あまりにも厄介極まりない能力を持つ生徒。そのせいで周りと仲良くできず孤独になってしまった、という。

自業自得ではあるんですが、やはり救う方法はあるように見えました。

精神面、道徳面ともに、まだまだ幼い子供。去年までは中学生、と言われると納得できるような振る舞い方です。

暴走させないためには、彼女の隣にいてあげたり、時々遊んであげたりして構ってあげると良いんだろうなと思います。

恐らく彼女は今まで孤独だったと思います。それは、最初にやってきた先生に何も思わず色々と教えてしまう点や、人の迷惑よりも先に自分の好奇心を優先してしまう点から、そう考えられます。

そして、彼女を見て…なんだか、自分自身を見ていたような、そんな気持ちにもなりました。私はまだまだ子供のようです。生徒たちを導くためにも、もっと精進しないといけませんね。

さてさて。ブログはここまでにして、私は撤退しようと思います。それでは、またいつか。

 

 

 

撫でると喜ぶ、無邪気な子供

 

*1:海外のスラングの一つ。笑っている様子から、楽しいといった感情を表す

*2:元ネタは喫茶マウンテンという実際に存在する喫茶店だと思われる。山の上にあって、とんでもない味付けのパスタが有名

*3:アイスクライマーかもしれないがわからない

*4:論理"ろんり"は物事の道筋とかそういうことを表すのに対して、倫理"りんり"は道徳の規律となるようなもの。この言い方だと倫理が正しいと思われる

*5:人の足舐めたり足で踏んでと強要したり仕事サボったり落とし穴に落ちてる人を写真に収めたり他の部員に混ざってからかったりするような奴が良いことしてんのかよ!くそったれ!

*6:すげえ雰囲気ぶち壊すようなこと言うのあれなんですけど、四葉は誰かがクローバーを踏みつけて傷が出来た奴が、傷から葉を生やして四葉になるらしいですよ